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- 2022/11/28
- お墓のこと
後悔しない墓石の選び方!種類や値段など失敗を防ぐ方法
お墓を建てる際、どういった墓石を購入すればよいのか迷っていませんか。墓石に使われる石の種類は約300種類あり、デザインも伝統的なものから近代的なものまでさまざまです。
この記事では、後悔しないための墓石の選び方を解説します。気になる値段だけでなく、さまざまな条件から納得のいくお墓づくりをするための参考にしてみてください。
墓石の選び方は「耐久性」と「値段」から考える
墓石を選ぶ際に、あれもこれもと考えてしまいがちですが、重要なポイントは2つです。
- ・石材は耐久性に優れているかどうか
- ・墓石の費用は予算内でおさまっているかどうか
決して手軽に購入できるものではないため、焦らず慎重に検討しましょう。お墓に適した墓石を選ぶためにも、一つの判断基準を持っておくことが大切です。
墓石の選び方|耐久性のある石種の条件2つ
お墓は将来にわたり引き継ぐことになります。そのためにも、できるだけ耐久性のある墓石を選びましょう。ここでは、耐久性のある石種の条件を2つ解説します。
1)硬度が高い
屋外に建てるお墓は環境によって劣化が激しく、定期的なメンテナンスが必要です。少しでも劣化や風化を防ぐためにも、硬度が高い墓石を選ぶようにしましょう。
硬度は「N/cm2」と表示され、硬い石を選ぶなら「600N/cm2」以上をおすすめします。ただし、いくら墓石の硬度が強くても自然災害で倒壊することもあるため、お墓を建てる場所選びも重要です。
2)吸水性が低い
お墓は雨水などの水分が浸透することも劣化の原因です。寒冷地では、石のなかに入り込んだ水が凍ることで、ひび割れが起きることもあります。このようなトラブルを避けるためには、吸水率が低い墓石を選ぶことが大切です。
石の表面には無数の隙間があり、そこから水分が浸透するため、墓石の購入時は吸水率5%以下を目安に選ぶとよいでしょう。
墓石の選び方|値段が決まる3つの条件
墓石を選ぶ際にもっとも気になるのが値段ではないでしょうか。全優石が実施したアンケート結果によると、墓石の平均購入価格は160.1万円です。
ここでは、墓石の値段を左右する3つの条件について解説します。
1)墓石は国産or外国産のどちらか
墓石の産地がどこなのかによって値段が大きく変わります。とくに、国産と外国産の墓石では値段に差が出ることは覚えておきましょう。
国産の墓石は流通量が少なく高価な傾向にあり、外国産は流通量が多く安価な傾向にあります。外国産だから質が悪いというわけではないですが、同じデザインの墓石でもブランド力から国産のほうが人気です。
2)石の使用料はどのくらいか
石をどの程度使用するのかでも、墓石の値段は変わります。公営霊園などで広めの墓地を購入したいと考える方も少なくないでしょう。広めの墓地を購入すると、それなりの大きさの墓石が必要です。
墓地の広さに比例して、墓石の値段も高くなります。どの程度の広さの墓地に建てるのかによって、墓石の購入費用が違ってくると覚えておきましょう。
3)彫刻などデザインはどうするのか
近年では、個性を表現できるデザイン墓石も人気です。同じ墓石でもデザインは多種多様で、近代的なものであるほど値段は高くなります。
細かなデザインは加工するための技術料も追加されるため、どの程度の彫刻を依頼するかでも値段は変わってくるでしょう。また、自分だけのオリジナルデザインを注文すれば、当然ですがデザイン料もかかります。
墓石の選び方で失敗しないためには石材店選びも重要
墓石選びで失敗しないためには、どの石材店で購入するのかも重要です。納得できるお墓を建てるためにも、自分の意見を反映してくれる石材店を選びましょう。
信頼できる石材店を選ぶポイントは以下のとおりです。
- ・見積もりを明確にだしてくれる
- ・担当者が話をしっかりと聞いてくれる
- ・アフターサービスが充実している
- ・その石材店が造った墓石が見られる
まとめ
墓石は人生に一度の購入であるため、何を基準に選べばよいのか戸惑うことも少なくないでしょう。墓石選びで失敗しないためには、周囲に相談することが大事です。
家族とお墓づくりについて話し合うのはもちろん、石材店の担当者の話も参考にしてみてください。納得のいくお墓づくりのためにも、焦らずにじっくりと検討しましょう。