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- 2023/02/16
- お墓のこと
お墓をリフォームするには?費用や手順を解説
お墓が古くなってリフォームをしようと考えている人は多いのではないでしょうか。
お墓の劣化だけでなく地震などの影響で地盤が歪んでしまい、お墓をリフォームしたいという人もいます。しかし、お墓のリフォームにはどうしても費用がかかってしまいます。お墓のリフォームにどのくらいの費用が必要なのか気になる人もいるでしょう。
この記事では、お墓のリフォーム手順や費用について解説していきます。お墓のリフォームを考えている人は、ぜひこの記事を参考にしてください。
お墓のリフォームとは
お墓のリフォームとは、できる限り墓石を残したままお墓を修復することです。
墓石を洗い磨きあげたり、文字を塗り直したりします。一般的にお墓をリフォームするタイミングは10年程度といわれています。墓石にヒビが入っていたり損傷していたりする場合は早めにリフォームするようにしましょう。お墓をリフォームする際は、基本的に専門の業者に依頼するのをおすすめします。
お墓をリフォームする際の手順
ここからは、お墓をリフォームする際の手順について解説します。それぞれみていきましょう。
業種にリフォームの依頼をする
まず、最初に業者にお墓のリフォーム依頼をします。この際、個人のお墓を建立した石材店に依頼するのがおすすめです。しかし、業種によって費用が異なります。他の業者と比較しながら検討するのがよいでしょう。また、寺院や民営霊園はリフォーム業者が指定されていることが多いため注意が必要です。
リフォームの内容を確認する
リフォームの見積もりを出してもらいリフォームの内容の打ち合わせを行います。実際に現地に赴き、具体的なリフォーム内容を業者に伝えるようにしましょう。費用やリフォーム内容に納得したら契約します。この際、手付金や印鑑が必要になることが多いため忘れないようにしましょう。
開眼戻し(魂抜き)を行う
お墓をリフォームする前に開眼戻しを行います。開眼戻しを行うことで故人の魂をお墓から抜きます。お布施として3〜5万円ほどが必要になるため忘れないように注意しましょう。
リフォームを行う
開眼戻しが終了したらお墓のリフォームをはじめます。リフォームの期間は、短い期間だと1〜2週間で長い期間のものは1か月半ほどです。
リフォーム終了後確認する
リフォームが完了したら業者と一緒にお墓を確認しましょう。しっかりリフォームされているか、依頼した内容と違いはないかなど確認します。問題がないようであれば業者にリフォーム料金を支払います。
開眼供養を行う
最後に開眼供養を行い、開眼戻しで抜いた魂を再度お墓に戻します。開眼供養にもお布施が必要です。お布施の相場は3〜5万円のため用意しておきましょう。
お墓のリフォームにかかる費用
リフォームでかかる費用の項目は以下の通りです。
- 墓石の磨き直し(10~30万円)
- 墓石のコーティング(5~15万円)
- 外柵の修復(30万円以上)
- 墓石の据え直し(15~30万円)
これらの費用はあくまで目安であり、お墓の状態やリフォーム内容によって金額は変わります。分割払いに対応している業者もあるため、事前に調べておくことをおすすめします。お墓をリフォームする際は、どのくらいの費用になるか確認しておきましょう。
まとめ:リフォームの内容を明確にしてリフォームを依頼するようにしよう
この記事では、お墓のリフォームにかかる費用や手順について解説しました。お墓のリフォーム費用は高額なため、よく親族と話し合って決めるようにしましょう。
無駄な費用を抑えるためにも、リフォーム内容を明確にし必要なものとそうでないものを決めることが重要です。お墓のリフォームを考えている人は、この記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。